あらためての説明になりますが、FXでは少し前から手数料ゼロが当たり前のようになってきました。その代わりに、FX会社が収益をあげるために設定しているのがスプレッド。FXでは買値(Bid)と売値(Ask)の2つのレートが同時に表示されるようになっていますが、このBidとAskのレート差がスプレッドということになります。
株式取引では、自分の売りたい価格と相手の買いたい価格、あるいは逆に自分の買いたい価格と相手の売りたい価格がぶつかった時に取引が成立します。FXでスプレッドが広がっているのも同じような理由からですが、加えて、FX会社が利益を高めるために広げているという側面もあります。
現在は1銭程度のスプレッドが主流ですが、2~3銭でサービス提供中のFX会社もまだまだあります。1銭でも塵も積もれば山となる。特に薄利でも回数で稼ぐスキャルピング派のトレーダーや、デイトレ派のトレーダーにとっては最重要のポイントでしょう。
スプレッドの評判で注意すべきなのは、公表の数字との開きがどの程度あるかという点です。一時期、一部の企業が謳ったスプレッド0銭というのは実態とは乖離しており、実は6銭程度も広がっているのは当たり前のようになっていました。最近ではそれが「固定」ということになって随分と是正されましたが、多くの会社は「原則」で固定です。
経済指標の発表時など、取引の値動きが大きすぎて約定しにくい状況などではスプレッドが開くこともある、と言うことでの「原則」です。原則がどの程度通用するのかは、チェックしておくべきでしょう。